魁!!男塾とりあえず、男ばっかりの漫画と見ていいだろう。 全寮制で生徒数日本全国から三学年でおよそ三百名。 それも暴力障害沙汰などでいくつもの高校を退学させられどこへも行き場のなくなった連中ばかり。
凄まじい学校だ。塾長は言わずと知れた「江田島平八」口癖は
かの有名な ・・・・アホか!!しかもこれが年一度に塾長直々の訓辞が行われる際に言われる一言であるからびっくりもんだ。 男塾は第一話を読めば誰でも圧倒される。祝!!男塾連載とも言うべき第一話を紹介しよう。
免疫のない人はここで本を閉じる。 一頁の台詞「目標前方500メートル!!総員かまえーー!! 死ねい貴様ら!! 死んで祖国の御盾となるんじゃーっ!!」 ・・・・ええぇ!? 読む前にはかなり濃い漫画とは聞いていたが濃すぎる。 何をしていたかと言うと、銃刀訓練。 鬼畜米英の首を取るためにシゴかれている。 挙げ句の果てには、「戦闘機発進ー!!戦車隊出動ー!!」言ってるけど、 多分でかいプラモデル。
そして場面は変わって男塾メイン。男塾三訓というものがある。
ひとつ 塾生は忠節を尽くすべし!!
男塾の生徒、 だって額に「卍」書いてる人 舞台はグラウンドで松尾一号生が修正を受けている。 男塾で認められている歌は 君が代と軍歌だけ。。それ以外は敵製音楽歌になる。 う~んやっぱ男塾は 男塾であフンドシ以外の下着は厳禁しているからだ。 そう、ブリーフなどというナンパのもんはいて男塾男子はつとまらないのだ。 誰も挙手しない。教官はとうとう光りもんを抜く。 「怪怪怪 いくぞ(ペロリ)」そのとき 「おれだよ」 男塾一号生筆頭「剣 桃太郎」 このブリーフは当然、彼のものではないが一号生筆頭としての貫目だろう。 教官再び「フフフ いい度胸だ(ペロリ)」 あんた刀舐めすぎ!!笑。 きええーーー!!ピタ、刀は止まる。 「てめぇら一号ぼっくりは入塾一ヶ月になろうってのに まだこの塾がどういうとこだかわかってねぇらしい。てめぇの場合は特にな 桃・・・」
「一号ボックリ」そんな言葉聞いたこと無い。 男塾名物 直進行軍・・ただ直進するだけ(汗。そして出発! 一糸乱れぬ行進っぷり。手足の振りまで見事に揃っております。 どんどん直進するなか、目前に民家がある。 どうすればよろしいのですか教官殿!!ワッハハてめぇの耳は何処に付いておる 直進直進あるのみじゃーっ!!」とりあえず家をブッ壊す。 壊される家の例:「はい定ちゃんあ~んして」「うふふ みよ子、そんなことより」 どうやら新婚ほやほやの 夫婦のようだ。 「あら何かしらこの音・・・「ん!?」 でかいハンマーで豪快に穴を開けられる。 「うわぁああーー!!」夫婦、驚愕。 男塾男子「おじゃまします」ズカズカと入る。 葬式にもお邪魔するのだが、葬式の家のばあさんの顔が、 2巻で富樫を騙すババアにそっくり。っていうか同一人物。 桑原和男にも似てる。 「おじゃましました」また穴を開ける。 俺的にはこの家庭はぶっ壊して正解だったと思う。なんかムカツクし(汗。 警察の前でも「止まらんと撃つぞーー!!!」おかまいなく直進直進! 電線があっても上を登って直進直進!川があろうが直進直進! 塾生の中にはかなりバテてる生徒もいる。
「全く何でわしらこんな悲惨な目にあわされるんじゃ」 桃「わからねぇ。ただ分かってんのは男塾じゃどんな理屈も通らねぇてことだけだ。」 直進行軍が続く中、 「おーし全体止まれーー! 桃、ここはてめぇ独りで行け。男塾一号生筆頭としての貫目みせたれや。」 桃が壁をブッ壊す。 なんとそこはヤクザのおうちだったのだッ!!。 この第一話の「ヤクザと戦う桃」が最終話につながる複線だったとは、読者の誰も予想だにしなかったろう。 「なんだてめぇは・・ここをどこだと思ってるんじゃー!!」ドスが一閃。 「フフフ 知るかよそんなこと」 桃のハンマーが炸裂する。・・・数分経って、裏側の壁に亀裂が走る。 桃はボロボロにやられながらもヤクザを一掃したのだ。 さすが男塾一号生筆頭だ!!桃カッコいい!!←アホ。 教官「ちくしょうしぶてぇ野郎だぜ」 直進は更に進む。 「全体止まれー!!よし今日はそれくらいで勘弁しておいてやる。」 ・・・?様子がおかしい。まさかこの家・・・ 「これに懲りたら明日からは性根を入れ替えて・・・ガラッ」 「あらあんた、もう帰ってきたのかい」「おとうちゃんおみやげー!」 おいおいおい、この教官の家族、
桃「進めー!」桃が指をぱちっと鳴らす。 ってゆうかよく見ると、桃のマユゲ太ッ!!!(汗 同時に塾生が直進(ぶっ壊す)!! 「て、てめぇらこんなことしてただですむと思ってるのかー!」 「ワッハハ教官殿!わしらには直進あるのみであります!!」 其の通り、男塾塾生は己の信念を必ず貫く。 例え教官殿の家だろうがおかまいなくブッ壊す。 「わしのマイホームがーっ!ローンもまだ終わっておらんのだぞーっ!(泣)」
男塾の本質は「真面目に馬鹿をやる」ことにほかならないと一話から思い知らされる。
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